愛を発動するとき

受け取るのがヘタな子だった。

まだ素晴らしい自分になれていない内は、受け取ってはいけないとさえ思っていた。


ずっと昔からそういう風に思い込んでいたことに、この二週間でようやく素直に納得することができた。


私の歴史の中で、特につらかった高校時代を振り返ってみるね。

そして、今の私の望みを書きたいと思います。


さて、高校時代。

普通科に進み、学校は「予備校」としか思っていなかった。

だって学びたいことがあって、行きたいところがあって、いつか辿り着きたい場所には素晴らしいもの、素晴らしい自分が待っているはずだったから。

より多角的で高い視野をもち、「地球に生きるすべての命がしあわせに生きる」という笑っちゃうほど高い理想を叶えたいと思っていた。

それが叶えられないうちは、自分はしあわせにはなれないと。


中学時代から持病のように抱えていた胃痛は、高校になってますますひどくなり、椅子に座っていられなかった私は、校舎三階の音楽室の裏で、授業をサボっていた。


とても変わった子だった私に、それでも友だちやクラスメイトは優しくて、胃が痛くて保健室に寝ていたり、音楽室裏でサボっていた私に、教室に帰ってくるなり

「大丈夫?」

「しょうちゃんがいないってみんなで心配してたよ」

「また胃が痛いの?」

「ノート見せてあげるよ」

そう声をかけてくれるのだった。


自分の中が忙しく、ビジー状態だった高校時代、そういう友だちのやさしさを、どれだけ受け取れていただろうか。

今振り返ると、ほとんど受け取れていなかったと思う。

でも、その愛はそこら中に溢れていたものだったんだ。

私が感じていなかっただけで。

いや、感じてはいけないと思い込んでいただけで。


自分にないものばかり数えて、そこに在る愛に気づかない傲慢さ。


受け取れないということは「謙虚」ではなく「傲慢」なのだと、今ならはっきりと分かる。




そして現在。

2020年夏至。


自分を満たすものを探していた私は、のっけから満たされていたことにようやく気付いた。


満たそうとしていた自分のうつわには、最初から愛がてんこもりだった。

「ない」と思っていたから、満たされたと思った瞬間に、失うことが怖かった。

満足が不安や恐怖と隣り合わせだった。


「受け取れる」っていうのは、自分の中に無いものを「自分に与える」もしくは「誰かに与えてもらう」という意味だと勘違いしていた。


真に「受け取れる」っていう状態は、もうすでに在ることに気づけるという意味だ。


「自分満たし」って、もうすでに在る愛を感じる感度を上げるってことだ!!


「ない」と思い込んでいる状態では、感じることもできないから


温めたり

ケアしたり

したいことをしたり

感情を大切にしたり

自己対話したりするんだ。


「自分満たし」って、自分がほしいもの、必要なものは、もうすでに内側にあるということを感じる道のりなんだ。


感度が上がってきたら、自分満たしはスパイラル状に質が上がっていくので、だんだん魂の奥深くまで感じることができるようになる。


そうなってきた今、私は自分の何がどうしても受け入れられなかったか、知ることになる。


それは、理想の高さ。

みんながしあわせに暮らす場所やシステムを創る、という自分のもつ夢の大きさ。


だって、その理想の高さや夢の大きさは無力感も一緒に連れてきた。


今の私に何ができると言うのか。

こんなちっぽけな私に。

一生懸命になりすぎて、倒れるまでやってしまう私に。

何者でもない、この私に。


セレクトショップとスコレーを主宰しながら、私はリハビリをやってきた。

自分の高い理想は、少しの間置いておいて、

からだの声を聴きながら、今の自分に嘘をつかない、無理をしない、リラックスする、という練習。


この二年間というリハビリ期間は、私にとってとても重要な過程だった。

この期間に再会したり、初めて出会ったり、共に濃密な時間を共にしたひとたちは、きっときっといつか空の上でそう約束してきたんだろうと思う。

ひとりひとりが、私の魂に問いかけてくれた。


「あなたが本当にしたいことは何?」


そして、こんな声が聴こえる。


「準備ができたら教えてね。いつでも応援するし、力を貸すよ」と。


昨日は夏至、蟹座新月、日食でした。

私の意図、意志をこのブログで放つ予定だったけど

「眠い」というからだに忠実に眠っちゃったので、今日書きます♡


高い理想、大きな夢を受け入れます。


私は、わたしの在り方、ちから、愛のすべてで、新しい事業を立ち上げます。


みんながリラックスしながら、ちからを発揮できる場所。

愛で仕事をできる場所。

互いに学び合いながら、ケアし合いながら、いのちを育む場所。

多くの人が、智慧を共有し(インプット)、自己表現(アウトプット)できる場所。

幅広い年齢の人々が、純粋に楽しむために集まってくる場所。


その場所として、「保育園」って最適って今思っています。

もっと大きな、めちゃくちゃ素敵な建物もほしい。


セレクトショップとスコレーでやりたかったことも、結局それなんだけど

うつわを変化させていく必要を感じています。


このブログを読んで、ワクワクしたひと、智慧やちからを貸してくれるひと、大大大募集中です!


これ書いている今もめっちゃこわいよ~。


だけど、いや、だからこそ


愛を発動させながら、これからも進んでいきますよ~^^


Love,

Shoko




風とたね

セレクトショップ風とたねの情報や、ワークショップ、各種教室などの情報を発信していきます。

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