大発見!!コンプレックス=〇〇

かつて、ことばは石に刻まれた。

かつて、ことばは口から口へと伝えられた。

そうせずにはいられないほど、

ことばが大切なものだったからだろう。

人は、ことばが消えないようにしたいんだ。

『セフティ・マッチ氏の炉辺談話』より


ほぼ日(糸井重里さん主宰)の手帖を買ったら

届けられたボックスの蓋の裏側に書いてあることばたちが目に飛び込んできた。


一瞬にして、私にとっての「ことば」の大切さを再認識させられた。


あぁ、やっぱり私にとって「ことば」は特別なものだ。


・・・と認識した瞬間に、大発見が起こりました。

興奮気味にシェアします!!!



わたしね、「ものをつくるひと」に強烈な憧れがあるの。

布作家、大工、陶芸家、画家、農家、小説家、、、、

素敵だなぁ。

生きている心地がするだろうなぁ。

自分の世界を表現できるっていいなぁ。って、、、。

みんなが想像している以上に、尋常じゃなく憧れている。


学校の先生だった頃、今の夫に出逢った。

彼は大工さんだった。(あ、今もね)

彼が佐賀市内の現場で家を建てている時に、見学に行ったことがある。

その時の彼を見てね、思ったの。

「こんな世界の端っこで、コツコツ創ってんの!?すげぇなぁ」って。

そこは「世界の端っこ」であり、「世界の中心」だった。

自分を表現する舞台を、彼はもっている、と思った。

私はとてつもなく憧れた。


同時に自分に絶望した。

私って「口だけ」だなぁって。

自分では何ひとつ作れないくせに、口ばっかり。生徒たちに指示してばっかり。って。

「これしなさい」「あれしなさい」って。

いや、私、私がやりたいんだよ!って思った。

私がチャレンジしたい。

私がリコーダー弾きたい。

私が歌いたい。

私が読みたい。

私が書きたい。

私が理解したい。

私が舞台に立ちたい。


子どもにやらせるんじゃなくて、自分がやりたい。


そんな自分の声を、私は確かに耳にした。


果てしなく子どものような、輝くような、あふれ出るような、声。



その声にしたがって、私は教員を退職し、風とたねを創った。

だけどね、「風とたね」という舞台を自分に用意した後でも、やっぱりコンプレックスは残った。

「ワタシハモノヲツクレナイ」・・・

「クチバッカリ」・・・

「ツクレルヒトハイイナァ」・・・・・・


そしてさ、昨日の夜、冒頭のことばを読んで、天啓のようにひらめいたの。

あまりにも当たり前過ぎて、見過ごしていたんだ。


私にとっての「ものつくり」は「ことばを紡ぐこと」だということを。


自分の中にもぐってもぐって、底までいく。

そこにキラキラと輝いているのは、「ことば」ではないか。


私は詩人でもない。エッセイストでもない。小説家でもない。ライターでもない。

だけど、自分の中にある「ことば」を大切にすくいあげて、指先や唇から出してあげる。

それがわたしの「しごと」なんだ。


「口ばっかり」ってコンプレックスは、大当たりだった。


ね、みんな、聞いて!!

あなたにはコンプレックス、ある??

コンプレックスって、持ったらダメって思ってない?

乗り越えなきゃって思ってない?

隠そうとしてない?

諦めてない?

それを理由に自分を低く見積もってない?


コンプレックスって、否定するもんでも、乗り越えるもんでもないよ!!

それは才能。

それは答え。

それは未来。


「私は口ばっかり」ってさ、大正解じゃん。

あんなに秘めていた、隠していたコンプレックスは、「答え」だった。

大笑いだよね。

「あんたはその通りだよ。だから何?」って笑


あぁ、愉快、愉快!


Love,

Shoko


手帖カバーはミナペルホネンを選びました♡

私、ミナペルホネンの世界が大好き!!


最近ね、ブログに書きたいことが湧き出てき過ぎて、

「あ、これ書こう!!」って思ったことを、どんどん忘れちゃうんだ。

だから、この手帖を持ち歩いて、メモしていこうと思って。

こんな可愛い手帖なら、持ち歩くのも見るのも書くのも愉しい♡


自分の周りは、「自分の好き」で埋め尽くしていこうね♪


風とたね

セレクトショップ風とたねの情報や、ワークショップ、各種教室などの情報を発信していきます。

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