春のからだ

春眠暁を覚えず

処処啼鳥を聞く

夜来風雨の声

花落つること知る多少


中学時代に教わった孟浩然の詩。

なんと美しい詩だろうと感動したことを覚えています。


さてさて、どうして「春眠暁を覚えず」なのか。

きちんと理由があるそうです。


春。

生命がむくむくと動き出し、

日に日に蕾が大きく膨らみ、

まるで世界に色が戻ってきたよう。

また、日本では別れと出逢いの季節。

新たな世界へのスタートでもあり、

とても刺激の多いカラフルな季節です。

刺激を受けると人間は眠ることで情報処理を行うそう。

赤ちゃんの眠る時間が多いのは、新しい情報を処理するためだとか。

なるほどなるほど。


なんだかネムイ

花粉症で鼻はむずむず

ボーっとしちゃう

お腹の調子がなんとなく悪い

などなど

春になると決まって調子が狂うという方も少なくありません。


しかし、からだほど優秀なものはなく、すべてそのからだの持ち主のためにある症状なのですね。

花粉症も一説では、花粉を利用して冬に溜め込んだ毒を鼻水によって排出しているのだとも言います。

だから、どんな症状も「出てきてくれてありがとう」なのですね。


かく言う私も、教員時代最初の2年間はひどい花粉症でした。

「冷えとり健康法」に出逢い、頭寒足熱を心掛けた結果、

翌年には花粉症が治っていた・・・という経験もあります。

花粉症は一度なったらずっと治らないなんて言われていますけど、

そんなことありません。


「今日は疲れたね。からだが冷えているから、ゆっくりお風呂に入ろうか。」

「なんだか眠いね~。お皿洗い残ってるけど、今日は早く寝ましょうね。」

こんな感じで自分のからだと対話しながら、どんなに忙しくても、

気分だけでもゆっくりと春を過ごしてみてください。

忙しい時こそ鼻歌もいいですよ♪

肩の力が抜けますから^^

焦った時、私はよくこの歌を歌います♪


青空しんこきゅう


走っても 歩いても

地球のスピードは同じです

焦っても のんびりでも

ちゃんと明日は来るんです

急ぐときほど 口笛吹こう

悲しいときほど にっこり笑顔

フックブックロー

幸せはいつも後ろから

フックブックロー

追いついてくるよ

だからここらでそよ風を

青空を

ちょっと深呼吸


子ども向けの歌って

大人にこそ効くなぁ(涙)


風とたね

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